コーヒーの種類について疑問に思った事

BECK'Sでコーヒーを買おうとメニューを見たところ、

  • アメリカン
  • ブレンド
  • 深煎り

 の3種類が選べるようだった。

そして、アメリカンを選んだ場合他の2つより少し量が多いらしい。


自分のイメージは下記。

アメリカン:薄め(=お湯の量が多い)

ブレンド:複数の豆を混ぜたもの

深煎り:より時間をかけて焙煎したもの

 例えばステーキの場合は

肉の種類(サーロイン、リブ、ロース等)を選ぶ

・焼き加減(レア、ミディアム、ウェルダン)を選ぶ

という形。

 ラーメンの場合は

・麺の固さ(固め、普通、柔らかめ)を選ぶ

・味の濃さ(濃い目、普通、薄め)を選ぶ

・油の量(多め、普通、少なめ)を選ぶ

という形。

 

コーヒーの場合はなぜ

・味の濃さ(濃い目、普通、薄め)

・焙煎度合い(深煎り、普通、浅煎り)

・豆の種類(モカ、ブレンド、キリマンジャロetc)

という別々のパラメータが並列に扱われているのか、という疑問を持ったため

調べてみた。

 

アメリカンコーヒーとは

アメリカ合衆国式の8段階で表示されるコーヒー豆焙煎度分類法で、焙煎度が低いシナモンロースト(浅煎り)やミディアムロースト(やや浅めの中煎り)の豆を使って、パーコレータなどのコーヒーメーカーで多めのお湯でいれる点が特徴である。アメリカ西部の方が浅煎りの豆を使用し、東部の方が深めに焙煎した豆を使用する傾向がある[3]。味わいとしては、浅煎り豆を使用しているため、苦味よりも酸味が強い味わいとなる。一般的には砂糖ミルクなどは入れずにブラックコーヒーと呼ばれる状態で飲む[3]、という俗説が日本では長く流布してたが、現実には65%以上[4]のアメリカ人はミルクと砂糖を加えてコーヒーを飲む。

通常のコーヒーをお湯割りにしたものを「アメリカン・コーヒー」と認識している人達が見られるが、こうした見方は正確な認識とは言えない。

なるほど、アメリカンは薄いもの(=「通常のコーヒーをお湯割りにしたもの」)

という認識をもっていたが、それは違うらしい。

アメリカン=浅煎り ということですね。

浅煎り/深煎りのほうがわかりやすいと思いますが、アメリカンコーヒー

比較的人口に膾炙した表現なので使っているのでしょう)

 

次に豆の種類。

▪️ブレンドコーヒーとは 

 味(苦味,酸味,コク)や香り等のバランスを良くする為に数種類(3~5種類程度で構成されるのが一般的)のコーヒー豆を混合(焙煎前のプレミックスと焙煎後のアフターミックスがある,主に中炒り焙煎豆を使う)し抽出したコーヒーで、各豆の持ち味を活かしつつストレートにはない広がりや円やかさ,新しい風味等を求める事もできます。

銘柄や産地等を冠表示したコーヒーにはモカブレンドならモカが30%以上ブレンドされています。


文字通り複数の豆を混ぜ、風味を引き出す方式。


JR東日本フードビジネスさんに聞いてみたところ下記回答をいただきました。

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ベックスコーヒーショップのアメリカンコーヒーにつきましては、ブレンドコーヒーが

濃いと感じるお客さまへより美味しくお召し上がりいただけるようお湯を足して

おります。このため、ブレンドコーヒーの量より規定量が多くなっております。

また、ブレンドコーヒーと深煎りコーヒーに使用している豆は品種や焙煎が

異なるものを使用しております。

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勉強になりました。