雪の朝に思う

毎度首都圏で積雪する度に思うのが、
こんな雪の日にわざわざ出勤する必要がないんじゃないか、という事。

思いつくだけでも下記のようなデメリットがある。

・電車が遅延し、混雑する
(安全運行のためしょうがない面もあり)
・滑って転んだり、車のスリップ・横転などで事故が発生したりする
•遅れる旨の連絡や会議・商談の時間調整でコミュニケーションコストがかかる
•靴や含むが濡れ、不快感を感じる
•長時間寒い外気にさらされることにより風邪等のリスクが上昇する

雪の中でも頑張ってなんとか辿り着く、
ホームで電車を辛抱強く待つ、ということを礼賛する風潮や気質はまだまだあり、逆に効率を重視して休んで家で仕事をする、などと表明すれば非難されることも少なくない。

小学校から「前ならえ」の文化で教育されて来た日本人は、周りの人に合わせること、決められたルールを守ることは得意だが、ルールを大きく変える事、物事の前提自体を見直すことが苦手で社会の大きな変革を起こす事が出来ないでいる… と壮大なテーマとも愚痴ともつかぬことを考えた。