就職・就社・就業

海外では就職=就業という意味合いが強いそうだが、日本では就職=就社に近い。
総合職の場合、会社に入った後はどこの部署に配属されるか、どんな業務をやるかわからない(職種別採用枠のケースは除く)

日本の就活がどんだけオワコンなのかがわかる、日本とドイツの就活事情の違い5つ

ある程度適正を見たり本人の希望を聞いたりして配属した後は、一定期間同じ業務に就き、適宜ジョブローテーションをしていくというのが一般的であろう。

ジョブローテーションのメリット、デメリットについてまとめてみた。

◼︎メリット
•マンネリ化を防ぎ、フレッシュな気持ちで業務に臨むことが出来る。
•業務の属人化を防ぎ、ドキュメント化・手順化が進む。
複数業務を経験しスキルを身につけることで市場価値が高まり、人材価値の陳腐化が防げる
•知らない事が多いため、頑張らないと
ついていけないことから、一生懸命働く事を促す

◼︎デメリット
•経験のない業務を遂行する必要に迫られ、モチベーションが下がる
•業務の引き継ぎに工数がかかる。
 また、業務の習得に際してもコストがかかる。
•どの職種も中途半端になりスキルが身につかない



ジョブローテーションの失敗例として、全く別の職種に急に配置転換する、というケースがある。
これは本人にとってもモチベーションが下がる原因になるし、周りもどんな業務を任せたら良いかわからない、という状況に陥る。

段階的に異動させるとか、並行期間を設けるといった事が出来ないものだろうか?