集中力と細切れwork

人間の集中力が続く時間は、諸説あるが
30~90分程度らしい。
(義務教育の授業が50分程度に設定されているのもそういった背景があるのかもしれない)
また集中力が戻るには15分程度かかると言われているようだ。

1日の業務時間を午前3時間/午後5時間とすると、集中→回復のサイクルが概ね
8回程度繰り返されていると考えられるが、回復の時間が業務時間に組み込まれていることがムダだと思う。回復の時間のタバコやコーヒーが楽しみ、という人もいるだろうし、それはそれで個人の自由だと思うが、より効率的に集中→回復を実現するにはどのような形が良いか、自分のライフサイクルに照らしてモデルケースを考えてみた。

6:00 起床
work 
(集中タイム)

7:00 朝食&片付け
(回復タイム)

7:30 work 
(集中タイム)

8:30 出勤 寝るも良し、読書するも良し
(回復タイム)

9:30出社 work 
(集中タイム)

10:30 打ち合わせ 
(回復タイム)

11:30 work 
(集中タイム)

12:20昼食、昼寝
(回復タイム)

13:00 work
(集中タイム)

14:00 取引先へ移動
(回復タイム)

15:00 打ち合わせ
(集中タイム?場合によりけり)

16:00 帰宅
(回復タイム)

17:00 work
(集中タイム)

18:00家事、夕食準備
(回復タイム)

19:00 work
(集中タイム)

20:00 夕食
(回復タイム

21:00 work
(集中タイム)

22:00 風呂
(回復タイム

22:30 work
(集中タイム)

23:30 読書、就寝


1日の中に仕事の時間を細切れにして組み込むことで、仕事の時間(集中タイム)と家事や食事、移動の時間(回復タイム)が交互に配置され、集中力の回復にかかるアイドルタイムを減らすことができる。

家では一切仕事をしたくないという人や
仕事とプライベートのメリハリをつけたいという人もいるだろうし、業務特性にもよっては実現不可能かもしれないが、
効率が上がる方法は人それぞれであるし、ライフスタイルの変遷によっても
働き方を変えたいというニーズはあるはずなので、各人が自分にとってやりやすく効率の良いやり方をデザインし、ファシリティや制度も出来る限りそれが実現できるよう工夫していくというのが良いのではないだろうか。