再配達の問題

ネットショッピングの普及で宅配便が年間なんと36億個も発送されているらしいが、再配達が全体の25%あるため、そのコストや環境への影響が問題になっているという。



  • 施策1
配達した際の在宅・不在の情報をデータ化し、在宅率の高い時間帯を狙って配達する

◼︎課題
行動パターンや不在の時間帯が把握されている、という事の気持ち悪さや情報が漏洩した際犯罪等に悪用されるリスク
費用対効果:多くの人は平日の日中帯が不在、という傾向が出るだけではないか

  • 施策2
ハブ拠点(コンビニ等)への配達の積極的活用

◼︎課題
コンビニまで取りに行く必要が生じるため、ユーザーの利便性が低下する
ハブ拠点の物理的スペースの限界


  • 施策3
ユーザーの同意を得た上で、玄関等に置いておく等の配達方式とする

◼︎課題
紛失、盗難等の問題

  • 施策4
宅配ボックスやロッカーの活用

◼︎課題
設置コストの増大、運搬の手間

ユーザー側の協力が必要なものが多いため、適切なインセンティブ設計(再配達が必要ない方法を指定した場合割引を適用するなど)が必要だ。