適材適所

世の中には定型的な業務が好きな人もいるし、毎日違う場所で働きたい人、コミュニケーションを取るのが好きな人、
音楽を聴きながら仕事をしたい人など色々な人がいる。

性格や体格が皆違うように趣味や嗜好、生活リズム等にも様々な違いがあり最高のパフォーマンスを発揮できる環境もそれぞれ違って当たり前のはずなのに、画一的な働き方や評価基準の枠にはめられてしまう事で本来の力が出せていないケースは多い気がする。

例えばコミュニケーションは苦手だけれど煩雑な作業をやらせたらすごく処理が速い、という人もいるだろうし、午前中だけ働いて午後は好きな事をやって良い、という勤務体系にすればものすごく集中力を発揮する人もいるだろう。

「君は作業は正確で速いけれど協調性がないからB評価ね」というのは安易な方法で、その人を一般的な評価基準で見た時に足りない点は、努力のレベルで改善可能なものかどうか、改善が不可だった場合はどのような対処が取り得るかなどを考える必要がある。