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情報の非対称性

経済学のよく知られた概念で、情報の非対称性というものがある。

情報の非対称性(じょうほうのひたいしょうせい、英: information asymmetry)は、市場における各取引主体が保有する情報に差があるときの、その不均等な情報構造である。「売り手」と「買い手」の間において、「売り手」のみが専門知識と情報を有し、「買い手」はそれを知らないというように、双方で情報と知識の共有ができていない状態のことを指す。情報の非対称性があるとき、一般に市場の失敗が生じパレート効率的な結果が実現できなくなる。このとき、必ずしも情報を持たない側に不利益が生じるわけではなく、情報を持つ側に不利益が生じることもある。

ケーススタディでは良く中古車市場の例が挙げられ、売り手のみが販売する車の状態を良く把握していて、買い手は把握していないことから情報の非対称性が発生するという説がある。

中古車市場だけでなく、住宅市場や
保険市場等でも同じ事が言える。
住宅や保険などは日用品や食料品などと違い、そう何度も購入・加入するものではなく比較検討する機会も少ないため、買い手側の情報も自然と少なくなる。
そのため購入・加入に際しては知名度の高い企業を選んだり良く見知った商品を選ぶ可能性が高くなる。
不動産業者や保険会社がTVCMを流したり、DMを頻繁に送ったり、顧客のオフィスや家庭を訪問して営業をかけたりするのはそうした理由からであろう。
その戦略はある意味正しいと言えるが、買い手側は販売価格には利潤の他に各種プロモーション費用や営業費用が上乗せされている事は認識しておくべきだろう。