売る側の論理

先日、とある家電量販店で買い物をした。

クレジットカードの支払いを選択したが、

「決済をお待ちの間に」ということで、ファイナンシャルプランナーによる相談が受けられるサービスが初回無料で云々、という内容の説明を数分程度受けた。

(決済処理は通常30秒もかからないので、当然ながら既に終わっている)

若干ひねくれた考え方かもしれないが、

「保険、ローン、資産運用などにご不安はございませんか?」

などとそういったある種センシティブを初対面の人間に話そうという気にはあまりならなかった。

売る側からすれば、

・お客様がお待ちの間の時間を利用するため、不快感を与えない!

・○○デンキと組むことで、安心感を与えられる!

・家電量販店の客層はお金のことを真剣に考え始める年齢層と合致しており、ターゲットとして適切!

というメリットばかり浮かんでくると思う。特に、その企画を考えた人・進めたい人ならなおさら、「いかに良いアイディアである事をアピールするか」という事ばかり

考えるはずなので、デメリットについては軽視しがちなのだと思う。

 

売る側の立場にもなる身として良い教訓 を得た。