選挙の限界

参議院議員選挙都知事選挙が相次いで
行われる。

有権者はどのような意思決定プロセスを経て投票する候補者を決めるのだろうか。

TVの街頭インタビューを見ていると、
「クリーンなイメージだから◯さん」
「税金を上げないって言ってたから△党」などのコメントが聞かれる。

実際、有権者の投票の際の判断基準はせいぜいそんなものだろう。
芸能人や元スポーツ選手が祭り上げられるのも、知名度やイメージで投票することが多い事の証左だ。

昨今よくある、マニフェストを掲げていたとしても履行できなかった際のペナルティはないし、次回選挙への影響を考えなければ「言ったもん勝ち」である。

都知事は二期連続政治資金絡みの問題で辞任しているが、投票前にそういった事態を予見する事(この人はお金絡みで問題を起こしそうだから投票しないでおこう、etc)は難しい。
回避策としては、NYのブルームバーグ市長のような超大金持ちを選ぶ事ぐらい
だろうか。

選挙のシステム自体が