病院・医療の問題について考えてみる

先日こんなことがあった。

とある症状があり、WEBで検索すると「〇〇科を受診すべし」とあるので

近くの〇〇科を標榜している病院(A病院とする)に電話で相談すると

「それは××科の症状なのでうちではないです」と断られる。

仕方がないので総合内科を受診すると、

「原因不明のため紹介状を書いて他の病院に行っていただこうと思います。大学病院とA病院どっちがいいですか?」と聞かれたので、A病院で断られた旨を説明したうえで大学病院を希望したが、

大学病院は直近の予約がいっぱいということで断念せざるを得ずA病院に行くことに。

A病院に行くと、簡単な検査をしたのちに「とりあえず〇〇の検査(結構高い)をしてみましょう」ということで検査をしたが異常がなく、漢方薬を処方されて終了。

大学病院でも検査したいので紹介状を書いてほしいと頼むと、「何を診てもらうの?」と断られる。

 

そもそも病気や不調を初見で断定するのは難しいものだし急を要するものでなければ

とりあえず副作用のない薬を処方して様子見、というのはわからなくもないのだが

医者にかかるとこのような体験をすることがしばしばあるように思う。

医師免許が更新制でないのを良いことにろくに知識をアップデートせず、古典的・基本的な検査手法のみ実施し、ともすれば患者の大きな負担になりかねないMRIやCTは気軽に実施して売上を上げるというやり方が横行しているのではないか。

 

一方で医療DXが政府主導で進められると報じられており良いニュースだと思う。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD082MN0Y2A600C2000000/