コンタクトレンズのビジネスモデル
コンタクトレンズのビジネスモデルについて考察してみる。
- 販売形態
コンタクトレンズを購入する際眼科の処方箋が必要なため、店舗に併設されている眼科に行って処方箋をもらってから購入するという形が一般的だ。
そのため通勤・通学等の導線上にあるターミナル駅に店舗を構えて、チラシを配って集客する、という手段が一般に良く取られている。行き帰りに購入してもらおうという戦略だと考えられる。
- 原価構造
コンタクトレンズの販売原価は大きく、
研究開発費用+店舗運営費用+材料費+人件費+プロモーション費用
等だろう。このうち材料費がかなり安く、研究開発費用が多くを占め、材料費はかなり安いと考えられ、固定費が高く変動費が少ない原価構造となっているため、売れば売るほど利益率が高くなる仕組みだ。
チラシの配布やメルマガなどで20%引きなどのクーポンを配信しているが、
20%引きで販売しても十分利益は確保出来ており、とにかく販売数量を確保することが重要である。
処方箋は義務ではなかった
http://コンタクト処方箋.biz/prescription/yakujihou.html
薬事法上、コンタクト購入時に処方箋(装用指示書)を提出しなければならない法的義務はありません。
コンタクトを購入した経験のある人は、誰しも「眼科で処方箋をもらってから来て下さい」と言われた事があるだろう。
義務ではないのにあたかも処方箋がなければ買えないような案内をするのはいかがなものだろうか。