2016-01-01から1年間の記事一覧

無知につけこむビジネス

例えば、リボ払い。リボ払いは年利換算するととんでもなく高額な手数料を払う必要があるが、「月々のお支払いは定額でOK」「リボ払いにすると◯円キャッシュバック!」といった謳い文句で利用を促しているケースがある。メリット・デメリットを理解した上で利…

地方旅館に見る家電メーカー凋落の原因

日本の家電メーカーは、高品質な製品を地域の販売店等のネットワークを活用して販売する事で安定的な利益を上げてきた。しかし顧客が求める品質や機能の水準はメーカー側が想像している程高くなく、一定の水準を満たした安価な海外製品が入ってくると、顧客…

目に見えないコスト

ビジネスシーンにおいて、新しい事を始める際、諸調整・システム構築・運用フローの策定等にコストがかかる。やるかやらないか判断する際に、費用対効果を見積もり、効果が費用を上回る場合に実施をするのが基本かと思うが、目に見えないコストは低く見積も…

シェアリング・エコノミー

いわゆる「シェアリングエコノミー」が急速に普及してきている。つい最近まで、持ち家・自家用車、果ては別荘まで、高額なモノを所有していることが一種のステータスであるという風潮があった。しかし家を数十年のローンで買ってしまうとその後の職業選択が…

プロセスを楽しめるか

AIやロボットなどの技術革新により、今後人間の家事労働などが置き換えられていくと言われている。どんなものがなくなり、どんなものが残るかはわからないが、「プロセスを楽しめるかどうか」というのが一つのポイントになると思う。例えば洗濯や掃除などは…

適材適所

世の中には定型的な業務が好きな人もいるし、毎日違う場所で働きたい人、コミュニケーションを取るのが好きな人、音楽を聴きながら仕事をしたい人など色々な人がいる。性格や体格が皆違うように趣味や嗜好、生活リズム等にも様々な違いがあり最高のパフォー…

選挙の限界

参議院議員選挙・都知事選挙が相次いで行われる。有権者はどのような意思決定プロセスを経て投票する候補者を決めるのだろうか。TVの街頭インタビューを見ていると、「クリーンなイメージだから◯さん」「税金を上げないって言ってたから△党」などのコメント…

ワークシェアリングの活用

ワークシェアリングの可能性について考えてみる。ワークシェアリングとは名前の通り、勤労者同士で雇用を分け合うこと。日本は長時間労働大国として知られており、過労死や働き過ぎによるうつ病の問題なども起きている。一方で非正規雇用者が正社員として雇…

座学と実践のバランス

何事においても、座学で勉強するだけでは上手くいかないし、かといって実践だけでも体系的な知識がなく行き詰まってしまうことがある。それらをバランス良くミックスする事が成功への近道ではないかと思うこの頃。

IoTは儲からない?

「IoTは儲からない」などと言われるが、実際はどうなのだろうか。携帯電話の場合、いわゆるガラケーからスマートフォンへのシフトが起きた段階である程度の市場が見込まれ、需要予測も出来た。クラウドに関しても同様で、オンプレミスからクラウドへのシフト…

クリーニング屋のビジネスモデル

クリーニング屋のビジネスモデルについてのメモ。ワイシャツではあまり儲けが出ないはずだが、固定客を作りスーツ、コート、布団などの単価が高い商品で儲けるというビジネスモデルであろう。フリーミアムモデルならぬ海老鯛モデル?

教育のイノベーションが急務

目的が明確になっていない何かを始める際、目的が明確になっていないとそれが何の役に立つのかわからずモチベーションが上がらない、というのはよくある話だろう。何のために歴史を学ぶのか、数学を学ぶとどんな有利な事があるのか、英語を話す事でどんな機…

その先のキャリア

武井壮のツイートより。それぞれのスポーツがどのレベルでどのくらいの収入が得られて企業やプロの待遇やその後の生活をどんな選択肢で行えるか、なんで中学や高校、ましてや大学で教えないんだろう。。そんな事も知らずにスポーツに中高大の10年を費やす無…

仕事と作業の違い

仕事と作業の違いについてのメモ。仕事オリジナリティーがある非定型で、同じ作業の繰り返しが少ない工夫をする余地がある日々改善を繰り返す作業ルーチンワーク定型的で、繰り返しの作業が多い工夫をする余地が少ない決められた手順に沿い、より効率的なや…

仕事の境界線

とある日のタイムスケジュール例。7:00 起床、朝食7:30〜8:30 メールチェック&至急案件の対応8:30〜9:30 家事、出勤準備9:30〜10:30 社内メンバーにメッセンジャーで業務依頼、報告資料作成10:30〜12:00 オンラインセミナーを受講しながら軽めのランチ12:30…

ユニバーサルサービスの是非

電気、ガス、水道や放送、郵便、通信などはユニバーサルサービスとして地域による分け隔てのないよう提供する事が義務付けられているが、果たしてその必要があるかどうか考えてみた。どの地域に住むか は個人の選択であり(家を建ててしまった等の事情はある…

フィードバックの重要性

ゴルフのパッティングでは、歩数を測るなどして練習し、このぐらいの振り幅で打ったらこのぐらい転がる、というフィードバックを得る事で、実践で同じような距離を打つ時の基準になる。行動に対して結果がどうだったかを測定し、修正を加えていくことは、基…

進化論の考察

生物は長い年月の自然淘汰を経て進化してきたとされる。自然淘汰説【theory of natural selection】「自然選択説」ともいう.進化の要因としてチャールズ・ダーウィンが樹立した説である.生物の種は本来多産性を原則とし,そのために起こる生存競争のため,…

ブログを書いてみての所感

ブログを書いてみて感じた事のメモ。物事に対して深く追求するようになる漠然とした疑問を感じても、解決しないまま放置してしまう事が多かったが、一歩進んで検索なりしてみるようになった。アンテナを張るようになった何か面白い事がないか、日常的に探す…

家事にイノベーションを

掃除・洗濯機 ・食器洗い等の家事はなるべく手間をかけずにやりたいという人が多いだろう。食器洗い→食洗機掃除→ルンバなどがあるが、手間の軽減が進んでいなかった洗濯の分野(特に乾いた後畳むところ!)にも新たなイノベーションが生まれつつある。世界初…

パラレルキャリアは普及するか

パラレルキャリアについて考えてみた。パラレルキャリアとはパラレルキャリア(英語:parallel career)とは、ピーター・ドラッカーが著書『明日を支配するもの』等にて提唱しているこれからの社会での生き方のひとつ。現在の仕事以外の仕事を持つことや、非…

舛添都知事に見るコモンズの悲劇

コモンズの悲劇という経済の法則がある。https://ja.m.wikipedia.org/wiki/コモンズの悲劇コモンズの悲劇(コモンズのひげき、英: Tragedy of the Commons)とは、多数者が利用できる共有資源が乱獲されることによって資源の枯渇を招いてしまうという経済学…

石垣島旅行メモ

石垣島の旅行メモ。魚が美味い沖縄や熱帯の魚は身が締まっていない、などと言われることがあるが、そんな事はなかった。マグロやサーモンなど内地で食べられるものもあれば、グルクンなど沖縄特有のものもある。総じて安くて美味しい。肉も美味いが、ややお…

ダーツをやってみた

久しぶりにダーツをやってみた。気づきダーツ(矢)はダーツ場等でも借りられるが、実は重さが様々であるらしい。ゴルフ等でも同様だが、毎回同じ道具を使って練習やプレーを行った方が再現性が高いので、頻繁にプレーするのであればマイダーツを持っていた…

Usable ビッグデータ

ビッグデータというと何か大層なもののように聞こえ、大量のデータを集めて高速なマシンで複雑な解析処理をして云々、ということをしなければならないように聞こえるが、決してそんなことはないように思う。「雇われ店長が店舗への来客数を記録しておき、天…

潜在的労働力

近所で新規でC向けサービスの店舗が開店しているのを時々見かけるが、すぐにパート・アルバイトらしき人が複数名働いているのを見ると、市場に働きたい/働ける人的リソースがまだまだ眠っている事を実感する。クラウドソーシング等がもっと普及しても良いと…

Connecting the dots

スティーブ・ジョブスの有名なスピーチの一節。「点と点がつながって線になる」という感覚はよくわかる。わからない分野でも実践したり文献を読んだりするうちにやがて色々な点がつながりはじめ、やがて線となり、面になっていく。点同士が遠すぎるとつなが…

機会の平等、結果の不平等

機会の平等ー結果の不平等という考え方がある。機会は遍く平等に与えられ、その結果について差が生まれてしまうのはある程度しょうがない、というもの。教育の無償化などが一例。対象的な概念は、機会の不平等ー結果の平等という考え方。機会が平等に与えら…

ファシリテーション技術

会議の進め方のノウハウはビジネスマンにとって非常に重要なスキルの一つであり、効率的・効果的に仕事を進めるにあたり欠かせないものだが、特に学校で教わるわけでもなく、組織のしきたりをなんとなく学んで見よう見まねで身につける、というのが一般的で…

現代の教育のあり方

教育のあり方について考えてみる。一つの転機として、検索エンジンが手軽に利用出来るようになった点はすごく大きいと思う。顕著な例で言えば、「ある事象が発生した時の年号を覚える」ということの意義は極端に薄れた。(昔から疑問に思っていた人は多いと…