罪を憎んで人を憎まず

小学校の算数にまかり通っている「奇習」は、子どもたちに対する「虐待」である

茂木健一郎氏のブログより。


茂木氏の脱税問題が明らかになってから、雑誌で氏が連載しているコラムや著書は意図的に読まないようにしていた。
しかし、今回の記事は比較的面白く感じた事もあり最後まで読んでしまった。

脱税する学者の記事に読む価値はないと考えていたが、先入観を持たずに読めば
興味深い内容であると思う。

一般的な傾向として人々は意見や発言の中身よりも、「誰が言ったか」という点で判断しがちで、大御所の意見だから正しい、とか、新人の発言だからはなから聞く耳を持たない、といったような事が起きる。

先入観を排除し、バイアスがかからないようにするために、例えば意見出しをする際には無記名で投票してそれぞれの案について論じるというような取り組みも有用だろう。